色々エピソードが散りばめられておりますが、
一番気になったのは、今回第3話のメインエピソードであった
千佳ちゃんというシェフの金髪パーカーの女の子。
7年間ひきこもりネトゲ廃人をしていた子だそうです。

でも、実は引き籠りでもネトゲ廃人でもなかった。

実は、ネトゲ中毒の引き籠りは母親のほうで、
千佳ちゃんは母親が心配で、
母親の面倒をみるために学校を行かなくなったのでした。

お母さんを一人にすると、お母さんが死んでしまうと思ったから。

ネトゲ廃人のお母さんのためにお料理を作っていたから、
お料理上手だったのね…。

父は浮気相手作りまくって離婚・再婚済み。
元妻が引き籠りネトゲ廃人してたことなんて知らず、
怒る元妻を「過去のことはいいじゃん」と一蹴。
「前向きに一緒に二人で暮らせばいいじゃん」と無責任に言った上に、
母は再婚が決まって子どももできたと告白。
そんな親にも笑顔で「ママおめでとう」という千佳ちゃん…(´；ω；`)ﾌﾞﾜｯ

何このドラマ…さらーっと
セクハラ・モラハラ・機能不全家族・DV・虐待を盛をり込んでるぞ…。
「問題のあるレストラン」ってタイトルからして、
「問題がある人たち」が集まってレストラン経営していくのだと単純に思っていたけれども、
「社会から問題として見られない問題がある」
ということを描いているのではと思ったりしました。

ネトゲの扱われ方が相変わらずステレオタイプなのがアレですけどね！
ネトゲの画面がうつって、ROじゃなくて安心したｗｗｗ

ネトゲをプレイしていると、
引き籠りや育児放棄をしている人を全く見ないわけではないけども、
大多数のプレイヤーが時間を工面してプレイしているわけですから、
「ネットゲーマー＝引き籠り」みたいな図式はやめて欲しいですよね。

そして、「ネットゲームやってるから引き籠りｗ納得ｗｗ」じゃなくて、
どうしてそうなるに至ったか、
背景に潜む問題が必ずあるはずで、
それこそレッテル貼りすることで見えなくなることも多いんじゃないかなーと。

そんなこんなで、ネトゲの扱われ方は相変わらずアレでしたが、
全体としては面白いドラマでした！
てか、見た回がネトゲ出てくる回だったとか何と言う偶然！
来週も覚えてたら見てみよう！

どうでもいいけど、あの母はなぜあのキャラネームにしたんだろうｗ